スタッフブログ

こんにちは!プロタイムズイオンタウン草加八潮・イオンタウン吉川美南・川口東店(株式会社アークス)です。

私たちは埼玉県草加・八潮市/吉川・三郷市/川口市/松伏町を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。

 

この記事では、「アパート塗装の塗料選び」についてご説明します。

 

アパート経営では、適切なタイミングでメンテナンスをすることによって、入居率や資産価値を改善させることが重要です。

 

この記事を見ることで、

・アパート塗装における塗料選びの基準

・塗料選びでよくある失敗とその対策

・塗装工事中、オーナー様が入居者に配慮すべきこと

が分かるようになります。

 

外壁塗装のプロの視点から詳しく解説しますので、

アパートの塗装を検討されているオーナー様はぜひご覧ください。

1. アパート塗装を成功させるには「塗料選び」が9割

 

アパート塗装の目的として、最もイメージしやすいのは「美観の維持」でしょう。確かに、

外観の印象がよければ入居希望者は安心するため、空室リスクを軽減できます。

 

しかし、アパート塗装をする上でもっと重視すべき点があります。

それこそが「塗料選び」です。

 

そもそも塗装工事の役割は、美観だけでなく紫外線や雨風から躯体部分を保護して資産価値を維持することでもあります。

耐久性や防水性に優れた塗料を選べば、年々厳しさを増す日本の自然環境からアパートを長期間守ることができるため、将来の売却時にも有利になります。

さらに、耐用年数が長い塗料を選べば塗り替えの頻度を減らせるので、将来的な修繕コストを削減することも可能です。

 

塗料選びに失敗しないために、まずは代表的な種類と特徴を押えておきましょう。

2. アパート塗装に使われる主な塗料の種類と耐用年数

アパート塗装で使われている代表的な塗料の種類と、それぞれの耐用年数と単価を以下にまとめてみました。

 

 

耐用年数

単価(㎡あたり)

汚れにくさ

特徴

アクリル塗料

3〜5年

1,000〜1,500円

⭐︎

価格は安いが耐久性に欠ける

ウレタン塗料

5〜7年

1,800〜2,200円

⭐︎⭐︎

低価格で、必要最低限の耐久性がある

シリコン塗料

7〜10年

2,000〜3,000円

⭐︎⭐︎⭐︎

価格と性能のコスパがよく、最も人気な塗料

フッ素塗料

15〜20年

3,000〜4,500円

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

耐久性・防汚性が高いものの、やや高額

無機塗料

20年以上

4,000〜5,000円

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

最も耐用年数が長く、ダメージに強いが高額

 

アパート塗装で最も人気が高い塗料は、シリコン塗料です。

塗料価格と機能性のバランスがいいため、「ランニングコストを抑えるために、10年以上は塗装を持たせたい」と考えるオーナーさんから選ばれています。

なお、初期費用をとにかく抑えたいならウレタン塗料・耐久性や機能性を重視するならフッ素塗料・無機塗料がおすすめです。

 

プロタイムズ草加八潮・イオンタウン吉川美南・川口東店は、お客様のアパートの劣化状況を隅々まで診断し、築年数・立地・外壁材の種類などを考慮した上で、最大5種類の外壁塗装プランをご提案します。

長期的なランニングコスト削減や、資産価値の維持を見据えて塗料選びをサポートいたしますので、お気軽にお問合せください。

3. 塗料の選び方①コストと耐久性のバランス

アパート塗装では、塗料の単価だけでなく長期的なコストパフォーマンスを考えることが重要です。

ここでは、コストと耐久性のバランスを踏まえた塗料選びのポイントを解説します。

単価の安さより「長期コスト」を軸に考える

昨今は円安や物価高の影響で塗料の値上がりが相次いでいるため、単価の安さを優先したくなるオーナーさんも多いのではないでしょうか。

しかし、単価の安い塗料はそのぶん耐用年数が短いことも考慮しなければなりません。塗料の耐久性が低いとすぐに塗り替えが必要になってしまうため、長期的に見た場合はむしろメンテナンスの総費用が高くなってしまうこともあります。

 

そこで、塗料の種類別に10年間・20年間・30年間のアパート費用をシミュレーションしてみました。結果は下記の表をご覧ください。

 

 

10年間にかかる塗料の費用(塗り替える回数)

20年間にかかる塗料の費用(塗り替える回数)

30年間にかかる塗料の費用(塗り替える回数)

アクリル塗料

80〜240万円(2〜4回)

160〜420万円(4〜8回)

240〜600万円(6〜12回)

ウレタン塗料

144〜176万円(1〜2回)

216〜352万円(2〜4回)

360〜528万円(3〜6回)

シリコン塗料

80〜240万円(1〜2回)

160〜360万円(2〜3回)

240〜600万円(3〜5回)

フッ素塗料

120〜180万円(1回)

120〜360万円(1〜2回)

240〜360万円(2〜3回)

無機塗料

160〜200万円(1回)

160〜200万円(1回)

160〜400万円(1〜2回)

 

上記の金額は塗料費用のみで計算しているため、アパート塗装をするとなれば、追加で足場代や部分補修費、諸費用などが上乗せされます。

フッ素塗料や無機塗料のように耐用年数が15〜20年以上の塗料を選ぶことで、1回あたりの出費が多くても将来的なコストを大幅に抑えられることがわかります。

物件条件に応じたベスト塗料を選ぶ

もちろん、一概に耐用年数の長い塗料を選べばよいとは限りません。

最適な塗料は、物件の条件(築年数・立地・外壁材の種類など)によって異なると理解することが重要です。

 

たとえば、塗装するのが築年数の浅いアパートで、10年以内に売却する予定なのであれば、アクリル塗料やウレタン塗料にした方が所有期間中のメンテナンスコストを抑えられます。

一方、同じ建物で長期的にアパート経営をしようと考えているのであれば、耐用年数の長さを意識して塗料選びをした方が懸命だと言えるでしょう。

 

また、立地条件によって適した塗料が異なることも頭に入れておきましょう。

 

  • 沿岸部や豪雪地帯など雨風が強い地域→耐久性の高いフッ素塗料
  • 排気ガスや交差の多い地域→防汚性の高い無機塗料
  • カビや苔が発生しやすい郊外や山岳部→防カビ・防苔成分を配合した塗料

 

単価や耐用年数だけではなく、それぞれの塗料が持つ強みをよく理解することで、塗料の性能を最大限に活かすことができます。

プロタイムズ草加八潮・イオンタウン吉川美南・川口東店では、耐久性や防水性、防汚性、遮熱性など多様な性能を持つ塗料を取り扱っているので、物件条件に最適な塗料を選んでいただけます。

4. 塗料の選び方②見た目(艶・色あせ)と入居者の印象

アパート塗装において、外観の見た目や清潔感も、当然ながら入居者の第一印象や物件の評価を大きく左右する要素です。

ここでは、アパートの入居率を高めるための塗料選びのポイントを解説します。

 

艶の消失や色あせが目立ちにくい色を選ぶ

塗装から時間が経つと、どうしても外壁表面のツヤがなくなったり、色あせが目立つようになります。すると内覧に来た入居希望者に「古い」「清潔感がない」などの印象を与えてしまうおそれがあります。

仮に耐久性や防水性が高い塗料だとしても、汚れが目立ちやすい色を選んでしまったために入居率に悪影響が及んでしまうこともありますので、注意が必要です。

 

一般的に、ベージュ・グレー・クリーム系の色は、汚れが付着したり色あせが起きたりしても目立ちにくいとされています。

また、塗料の艶(ツヤ)の有無も慎重に検討しましょう。ツヤのある塗料を選ぶとピカピカと光沢のある仕上がりになり、ツヤのない「艶消し塗料」を選ぶとマットで高級感のある印象を演出できます。

経年劣化によってツヤが消失することが不安なのであれば、最初からマットな質感の艶消し塗料を選ぶのも有効な手でしょう。

低汚染性の高い塗料を選ぶ

美観が入居率に大きく影響するアパートやマンションでは、汚れがつきにくい「低汚染塗料」の人気が高まっています。

 

たとえばアステックペイント社の「超低汚染リファインシリーズ」という塗料には、雨が降るたびに外壁に付着した汚れが洗い流される「セルフクリーニング機能」があります。付着した汚れを放置したことによる黒染みなどが生じにくいので、新築同然の美しさが長続きします。

 

プロタイムズは、リファインシリーズの中でもさらに耐久性に優れた「プラチナシリーズ」という専用塗料を取り扱っています。

引用元:ロタイムズプロタイムズ草加八潮・イオンタウン吉川美南・川口東店草加八潮店

 

耐用年数の長いフッ素樹脂と無機成分を配合した「高耐候ハイブリッド塗料」として開発されたため、汚れの付着をさらに強力に抑制することができます。

また、カビや藻の発生を抑える機能や、太陽光を効果的に反射して表面温度上昇を抑える遮熱機能も備えているのが特徴です。促進対候性試験では21~26年経過しても光沢保持率(ツヤを維持できている度合い)80%以上という結果が出ています。

美観と耐久性のどちらも重視するアパートオーナーの方におすすめの塗料です。

5. よくある塗料選びの失敗とその対策

アパート塗装においては、塗料選びを失敗してしまうと、想定外のコストが発生したり入居率の低下を招いたりするおそれがあります。

そういった事態を防ぐために、ここでは塗料選びでよくある失敗とその対策を解説します。

 

低価格の塗料を選んだ結果、すぐに再塗装が必要になった

低価格の塗料は当然ながら耐久性も低いため、一度塗ってもすぐに劣化が始まり、再塗装までのスパンが短くなってしまいます。

塗装などのメンテナンス費用が繰り返し発生してしまうため、売却するまでのメンテナンス費用の総額が高くなってしまうことも珍しくありません。

 

アパート経営を成功させるためには、塗料は単価の安さだけではなく耐久性や耐用年数を重視して選ぶことで、コストパフォーマンスを上げていく意識が重要です。

 

艶消し塗料を選んだら地味な仕上がりになってしまった

ツヤのない「艶消し塗料」は落ち着きのある雰囲気を演出できる上、経年劣化によるツヤの消失が目立たないというメリットがあります。一方で、新築のようなツヤがないために地味な印象を抱かれる方もいらっしゃいます。

 

一般的に、マットな質感は和風や落ち着いた外観のアパートには調和しやすいと言われています。

しかし、モダンスタイルな外観や、赤や青など目立つ色の塗料の場合は艶あり塗料の方が華やかになるため、入居希望者から好印象を抱いていただきやすくなります。もちろん、ツヤの度合いを間違えると必要以上に光沢感が強くなり、好みに合わなくなる可能性もあります。そういった場合は、「3分艶」などツヤの度合いを抑えた塗料を選ぶといいでしょう。

 

ツヤ感や質感は、塗料を決める前に色見本やカラーシミュレーションで確認しておくと、仕上がりの際にギャップが生じるリスクを減らすことができます。

塗料の色選びを失敗してしまった

塗装工事を契約すると、担当者との「色決め」と呼ばれる打合せで塗料の色を決めていくのが一般的です。その際は色見本をテーブルに広げて検討していくのですが、工事完了後に「イメージと違った」とがっかりしてしまう方もいらっしゃいます。実際に、某ポータルサイト運営会社の調査によると、塗装後のお客様の実に25%が、「色選びで後悔した」と回答されているようです。

 

色選びで考慮したいのは、「面積効果」と呼ばれる現象です。まったく同じ色でも、人の目には面積が大きくなるほど明るく・鮮やかに見えてしまいます。色見本と実際のアパートは面積がまるで違うため、できるだけ大きな色見本を活用することをおすすめします。

また、実際に塗装すると太陽光の影響でやや明るく見えてしまうこともあるため、可能なら色見本を屋外で見ても印象が変わらないかチェックするといいでしょう。

 

プロタイムズ草加八潮・イオンタウン吉川美南・川口東店では、専用ソフトでイメージ通りの色を選べるサービス「マイカラーシミュレーション」をご用意しています。

建物診断時に撮影したアパートの写真を元に、お手持ちのパソコンやスマートフォンで色の組み合わせを納得がいくまで試すことができます。非常に人気のサービスですので、ご興味のある方はぜひ一度ご相談ください。

 

マイカラーシミュレーション

6. 塗装工事中の入居者・近隣トラブルの防止策

アパートの塗装工事は、どうしても一時的に入居者や近隣住民の生活に影響を与えてしまいます。トラブルを避けるためには、挨拶回りや掲示板を使った告知などが欠かせません。

ここでは、塗装工事中に考えられるトラブルと、その防止策を解説します。

 

騒音への配慮

足場の設置・高圧洗浄・ケレン作業では、大きな作業音や金属音などが発生します。入居者や近隣住民の中には、リモートワークをしていたり小さな子どもと過ごしていたりする方もいらっしゃるため、事前に作業時間を告知しておく必要があります。

また、工期や作業時間は現場に設置する掲示板や書面などでも周知することで、騒音が発生してもご理解いただけるようになります。

振動の影響

下地処理や部分補修をする際に使用する機械の振動が、アパート内に伝わってしまう可能性があります。よくあるトラブルの原因としては、騒音・交通規制・駐車場制限などだけを告知して、振動の影響を伝えないまま施工を始めてしまうケースです。

入居者に不安を与えず、トラブルを未然に防ぐためには、掲示板には「振動が発生する可能性がある」と明記してもらうようにしましょう。

 

水の飛散対策

塗装工事には、カビや汚れなどを取り除く高圧洗浄という工程があります。洗剤の混じった水しぶきが、洗濯物・車両・通行人・隣家の外壁などに飛んでしまう可能性があります。

高圧洗浄の前には、事前に洗濯物の外干しや喚起をしないよう入居者や近隣住民にお願いする工夫が必要です。

また、車両カバーや養生シートを活用することで、飛散水による被害を防止できる場合もあります。

 

交通規制と駐車場制限

アパートの塗装工事では、塗料や足場などの運搬作業があるため、一時的に敷地内の駐車場や目の前の道路の利用が制限されることがあります。

アパート周辺の道幅が狭く、車が移動できなくなる場合は、必ず入居者と近隣住民に説明しておきましょう。

このとき、代替となる駐車スペースを案内したり、制限がかかる時間を明記しておくことで、トラブルを予防しつつ信頼関係を保つことができます。

 

塗料の異臭対策

アパート塗装では、塗料の独特な臭いがトラブルの原因になることがあります。

たとえば、耐久性・機能性が高い強溶材塗料を使用すると、施工中にシンナーの強い臭いが発生するので、健康被害などを含めて不安を感じる方が出てくるかもしれません。

一方、弱溶剤塗料や水性塗料は異臭が少なく安全性も高い特徴があります。

使用する塗料の臭いが強いのであれば、安全性に問題がないことを強調しつつ、事前に異臭に関して周知しておきましょう。

 

プロタイムズ草加八潮・イオンタウン吉川美南・川口東店では、塗装工事前に入居者や近隣住民への挨拶回りに同行するサービスを行なっています。専門家の視点から工事中の注意点などを詳しくご説明しますので、どうぞご安心ください。

7. 迷ったら塗装会社に相談!最適な塗料提案のポイントとは

アパート塗装における塗料選びは、入居率や資産価値にも大きく影響する要素です。単価の安さだけでなく、様々な要素を総合的に比較して判断しなければなりません。

最適な塗料選びは、地域の気候条件や周辺環境なども考慮しなければなりませんので、地域に根差した専門の塗装会社に相談することをおすすめします。

 

プロタイムズ草加八潮・イオンタウン吉川美南・川口東店では、アパート塗装の塗料選びに関する無料相談を実施しています。

有資格者のスタッフがお客様のアパートの劣化状況を丁寧に調査して、最大5種類の塗装プランをご提案させていただきます。

アパート経営において重要になる「長期スパンでの利益率」や「売却における出口戦略」も踏まえてご説明させていただきますので、ぜひ安心してお任せください。

 

株式会社アークスです!
メールでお問い合わせ
お得な情報配信中!!

LINEで無料相談

カンタン 30秒お見積り依頼

外壁塗装専門店だからできる
わかりやすい診断見積書を提出します。

    希望内容 任意
    お名前 必須
    電話番号 必須
    このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Google プライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    ピックアップPICKUP