アスべストについて
「アスベスト」が
どんなものか知ろう!
アスベストは「石綿」と呼ばれる天然鉱石の一種です。
目に見えないほど小さく軽い繊維になります。
耐久性にも優れている側面もあります。 熱に強い性質があるアスベストは、建物火災を防ぐためにも天井や壁の材料に混ぜて使用されていました。
「アスベスト」が良くない理由
アスベストが入った建物を壊したり修理する場合、目に見えないくらいの微細なアスベスト繊維が空気中に飛びます。
その空気を吸ってしまうと早い人で数年後に「肺がん」や「肺に関係する病気」の発症、遅い人で30~50年後には「悪性中皮腫」等の症状が出てきている人が増えていると調査でわかってきています。
(年数が経ってから発症する人が多いため、静かな時限爆弾とも言われています)
現在では製造禁止になっていますが、過去に建築された建物にはアスベストが含まれていることから健康被害 を防ぐためにも「厚生労働省」よりアスベスト事前調査の呼びかけがされています。
現在では製造禁止になっていますが、過去に建築された建物にはアスベストが含まれていることから健康被害 を防ぐためにも「厚生労働省」よりアスベスト事前調査の呼びかけがされています。
アスベストが
含まれている建物ってどんな特徴?
簡単!見分け方
設計図書等※1にアスベスト不使用などの内容が記載されている
2006年以降に建築された建物であることが「設計図書等」により明らかな場合はアスベスト不使用と判断して良いことになっていますが、全建物で必ず調査する必要があります。
- ※1 設計図書等から着工日を確認し使用の可否も判断できます。
- ※この判断は「石綿障害予防規則 及び 大気汚染防止法」に記載されています。 参照:愛研
商品名やデータで調べる
商品名さえわかれば製造元の会社が過去、販売した商品にアスベストが入っているのかをサイトにて公開しています。
また、国土交通省および経済産業省が運営しているサイトでもアスベスト入り商品の製造会社や商品名を調べることができます。
屋根の不具合状況で見分ける
アスベストを抜き始めた時期のスレート(カラーベスト)屋根は、耐久性が弱いため10年前後でひび割れや屋根の一部がかけて地面に落ちていることがあるので判断しやすくなっています。
- ※(もし不具合が起こっていても、製造会社はリコール対応を行っていません。理由は「経年劣化により起きた現象」と製造会社は判断しているためです)
分かりやすく解説!
アスベストや屋根の説明動画をご紹介!
アスベストの事前調査を
お考えの方へ
どこの業者に依頼をすれば良いのかわからない方は必須!
アスベスト事前調査は必ず有資格者が調査する必要があります。「調査結果報告書」は工事種類と請負金額の条件を満たした場合、石綿が無い場合でも工事場所を管轄する労働基準監督署及び都道府県等に報告することが義務付けられています。 (※2023年10月1日~アスベスト事前調査が義務化されています)
近年アスベストによる健康被害が増えてきている為、まずは依頼した業者に「有資格者」が在籍しているか、調査を怠らない会社か判断したうえで自身と家族の健康を守るためにもアスベスト事前調査ができる会社へ相談・依頼をしましょう!
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